TVお仕事
神戸マラソン中継、
朝4時から始まる舞台裏のはなし
by Haruko Sakamoto
ホームページのブログをご覧いただき、ありがとうございます。今日は、毎年恒例になった神戸マラソンの生中継について、ふだんはお見せしない“舞台裏”のはなしを少しだけ。
集合はなんと朝4時。まだ真っ暗な集合場所に着くと、スタッフさんが温かい甘酒を配ってくれていました。手のひらに伝わる湯気の感触を、私は毎年この日の始まりとして覚えています。
沿道の風景に、胸がいっぱいになる
スタート地点に立つと、まだ走ってもいないのに胸がいっぱいになります。手作りの応援ボード、家族の名前を呼ぶ声、沿道からのあたたかい拍手。中継カメラが追いかけるのはトップランナーですが、私がいちばん伝えたいのは、この街全体が誰かを応援している空気そのものなんです。
「がんばれ」より「ここまでよく来たね」。
そんな言葉が自然と口をついて出る現場でした。
本番中の、ちょっとしたハプニング
実は今年、中継の途中でイヤモニ(耳につけるモニター)の音が突然聞こえなくなるというハプニングがありました。ディレクターさんの声も、スタジオの返しも届かない数十秒。それでも沿道のランナーの表情を見ていたら、不思議と落ち着いて言葉が出てきたんです。
13年この仕事を続けてきて思うのは、準備を尽くした先にある“想定外”こそが、いちばん人の心に届く瞬間なのかもしれない、ということ。来年もまた、この街の朝からお届けできますように。
#神戸マラソン#中継リポート#現場より
Haruko Sakamoto
神戸を拠点に活動するフリーアナウンサー。話すこと・食べること・人が大好き。日々の現場のことを綴っています。
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